朝、目覚めよく、きょうは元気にいくぞ。という気分の時にはこの曲。
イントロのチック・コリアのピアノがハツラツとして、「今日もきっといい一日になるよー!いってらっしゃーい」と言ってくれるよう。
ちょっとおちゃめなスペイン風味満載の曲。
最初はアコースティック・ピアノ、後半はシンセサイザーでのソロがたっぷり聴けて、女性コーラスの「シャラララ ララ ラララ ラララー」、スティーブ・ガットのドラムなど、70年代のチックコリアらしさ満載の楽しい曲。
闘牛士(マタドール)が華麗に闘牛を操っている、そんな様子を思い浮かべてしまいます。
収録アルバムは1976年「マイ・スパニッシュ・ハート」、その1曲目ですね。
チック・コリアのアルバムとしては、取り上げられることが少ないかな?という印象ですが、2枚組の中にスペインへ愛が次から次へと押し寄せるアルバムで、私は結構聴くことが多いです。
ジャケットの気取ったチックも可笑しいですね、この後プっと吹き出してしまったんじゃないかと想像してしまうようなお顔をされています。
ライブではゲイリー・バートンとのデュオで。
スタジオ版の派手な感じではなくて、やっぱりこの二人が組むと「クリスタル」ですわぁ。
なかなか素敵な仕上がりになっております。
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